昨日、大入れルーターの刃物の注文を頂いたのですが
その時にクレームが
「最近の大入れルーターの刃の持ちが異様に短い」とのこと。
マキタの純正なんですが実際に作っているメーカーに問い合わせたが
素材も研磨方法も変えていないとのこと。
ただ、一つ違うのがユーザー様が構造材のメインを
米松から檜に代えたこと。
普通に考えたら檜の方が軟らかそうなんですが
その昔、大入れルーターで大入れを加工している分には問題ないんですが
檜の通し柱の胴差のホゾの入れ場を彫ると極端に刃持ちが悪いんです。
このことも刃物メーカーに伺ってみましたが分からないようでした。
そのことを踏まえて、ユーザー様にお話したら
「確かに檜に代えたころから刃持ちが悪いけど檜の方が軟らかいよ。」
と納得されない様子。
檜素材に何か刃物に悪い影響を及ぼす何かがありそうな気がするので
ググってみましたが、参考になるデータが見つかりません。
ここで図々しく皆様のお知恵をお借りしたいと思い
今週の問題とさせていただきます。
超硬チップで出来ている大入れルーターの刃物が
どうして米松よりも檜の方が刃持ちが悪いか?
ちなみに檜を削った後の刃物は明らかに刃先が白く刃止まりしています。
決してちょっとでも刃が切れ止んで杉材が削れないのとは違います。
参考になる諸先輩のご意見でもググった資料でも構いません。
宜しくお願いします。