先日の自動鉋のインバーターが来ましたので交換に伺います。
行きは国道一号線が事故で進まないので予定より20分ほど遅れる。
とのかく今回の自動鉋は旧TMK製。いわゆるマキタブランド。
今から30年近く前の商品で当時の営業は大半が元営業所の所長。
それなりに人間性と知識を持った方が、
分からないながらも何とか学びながら販売していたころの機種。
だから25年くらい前は、分からなければ質問をぶつけるところがたくさんあった。
でも今はそのころの元所長は全員定年退職。
工場の担当も退職。
引き継いだ岡崎工場の担当はすぐに部署が変わるし、
営業部ではないので基本的電話は繋がらない。
だから可能な限り地力で納め、足らないところは電動工具の担当に理解できる言葉で
伝言ゲームを行うしかない。
そのため営業マンに理解は求めず、一言一句そのまま担当部署に伝えていただくのみ。
今回のように初めての部品交換は推理性の占めるウエイトが大きい。
前置きは長くなりましたがぶっつけ本番で始めます。
ここから古いインバーターを外しますが、元の配線が分かるように外すため
ちゃんと画像を残します。
普通なら外したコードに番号があるはずですが、今回のコードには番号がない。
これではコードにコード(番号)がないので高度な技術が必要である。
ダジャレはこれくらいにして極細のマジックはないし何か・・・。
車を探すとゆうパックの控えのシールがあったので、
その白地部分に番号を記入してから切ってコードに貼り付ける。
そして古いインバーターを外し、新しい配線図を解読しながら接続するが
線が3本余った。
説明書をよ~~~~~く見ると
「一緒に接続されている青いバイパス線は絶縁テープを巻いてダクトに入れる」
ダクトってなんだ?
たぶん、コードが収まっている樹脂カバーの中だろう。
と言うことは接続する必要が無いと言うことか?
これで試運転してみる。
電源を入れるとLEDの数値が点灯しない。
ヤバイ!
入力が入っていないのか?
よくよく考えると本日テスターを忘れた。
ホームセンターに買いに行くか?
でもこういう時は今回何をしたか顧みる。
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そうだ新しいインバーターの蓋を開けるときに、ケーブルのコネクタを外したが
それを戻した記憶がない。
蓋を再度開けると・・・・やっぱりコネクタが抜けていた。
人間が抜けているのでこんなもんでしょう。
再度電源を入れると、依頼者である社長がちょうど帰って見えた。
「今から試運転します!スイッチON!!」
上昇OK!下降OK!
リターンもOK!
無事終了!
何だか殺風景ですね。