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去る者追わず

一昨日、突然の残念な電話があった。

「トシカネさん、話聞いてる?」

「何のことでしょうか?」

「ウチの工場、今月一杯で撤退して茨木の本社工場に合流しますのでお願いします。」

ガ~~~~~ン!

毎回手間がかかって大変だった2x4工場である。

仕事が多い時は楽しい反面責任も大きく、その割に大きな利益はないが

無くなると、ありがたさが改めて感じられる。

しかし、これは自分ではどうにもならないこと。

開いた手間で何ができるか考えること。

 

次の日、あることを思い出した。

同じ2x4の仕事をしている工場がもう一軒あるが、そこは木材商が経営している。

付き合いはないが、仕事柄、営業マンにはよく会う。

数年前にその営業マンから電話があった。

某建設業の支所へ営業に行ってほしいとのこと。

そこは付き合いはないが、その建設業の副社長は妹の友人である。

なので、建設業側の時間指定で片道30分かかるところへ営業に行って

その話をしたら、担当YさんとMさんが会社に内緒で工具を購入したいので

秘密にしてほしいとのこと。その後、注文があると期待していたが、何の連絡もない。

一方的に呼びつけて、口をふさがれて、その後の連絡もない。

そのストレスも冷めた頃

ある大工さんの現場に行ったら、YさんとMさんが見えた。

(あとで大工さんに聞いたら採算が合わなかったようなので閉鎖して元の会社に吸収されたらしい)

変に話をすると事が起こりそうなので、あえて知らないふりをして帰りました。

そんな話を紹介された営業マンに行き合った時に話をすると

「今度は借りを返します。」と言ってくださいました。

なので、今回は直接木材商にアタックせず、その営業マンに話をすると

即座に2x4担当の方に話を取り次いでいただきました。

よって、本日新規営業にお邪魔します。

結果は分かりませんが以前担当だった故木工機の営業マンの言葉

「営業に行くときは迷ったら行く。金を貸すときは迷ったらやめる。」

今回もこれを採用します。