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そうは問屋が卸さない

昨日、2x4パネル工場に新規の営業に伺った。

新規の営業はいつもワクワクする。

日頃のお得意様の場合は一つ間違えると嫌われてお付き合いを失う可能性があるが

新規の場合は失うものが何もない。

新しい情報を得るだけでも十分な利益である。

そんな言い訳じみたことは置いといて、気合を入れて事務所に入る。

「失礼します。お世話になります、西尾市のトシカネと申します。」

早速奥へお出迎え。

今月いっぱいでやめる工場の話をして、弊社に何ができるか説明する。

営業は、どうやったら売れるか?ではない。

どうやったらお役に立てるかである。

お役に立てる部分が無かったら、お付き合いする意味がない。

話を伺うと電動工具やエア工具は片道1時間離れた同業者だった。

しかも修理は一切行わないので、

修理は運賃を掛けてMAXのサービスに送っているらしい。

これは当店としてはあり得ない話である。

正直修理をしなくても、販売店は十分な利益を取っている。

取りに行かなくてお客様に運賃を負担させているのだから

運賃は販売店が被るべきである。

それでも、見積もりが出るまで2~3営業日掛かり修理実行依頼してから

到着まで3営業日掛かるから都合納期は1週間。

しかもMAX方式なので少しでも劣化した部品はすべて交換の見積もりのため

当店の倍くらいの金額は掛かる。

当店なら朝依頼なら当日引き取りの当日見積は可能である。

部品を取り寄せたとしても納期は4営業日。これなら勝てる。

問題は研磨と木工機械。

噂だと名古屋の機械に触らない営業の商社が来ているようであったので、

間違いではなかったが、その業者では機械を買わず、

機械はいつも某最大手のプレカット会社から購入されていた。

そこはメーカー直販方式で担当がすべて修理する方針。

時間外でも対応してくれるので研磨も依頼しているようである。

これでは自分の出る幕はない。

一応、担当の方は「とりあえず修理だけでもお願いする。」と言って

取引申告書を頂いたので最低限はクリアしたが

大きな売り上げは見込めないかもしれない。

結果として最大限は無理だったが最低限は果たせたかな。