住宅のリフォームでも同様のことが言えると思いますが、
原状復帰を目的とした修理の場合、
修理後の残存価値以上の修理は好ましくありません。
できるだけ部品代と手間を減らして、修理代を抑えないと。
と言うことで今回はコードリールの修理。
依頼内容は「ショート」と言うこと。
ショートは本来ショートサーキットの略。日本語で短絡。
厳密にはモーター等の負荷を介さずに電気が近道すること。
でも依頼内容は依頼者の感覚での判断だから受ける側は間口を広く構える。
分解すると予想通りショートではなくコンセントの電極に刺さっている
コードが接触不良を起こしてスパークしコードも電極も劣化していた。
アース付きの3Pコンセントなので高額な純正部品を運賃掛けて送っていただくと
安いコードリールが買えるくらいの修理代になってしまうので
依頼者に確認し3Pでなくて2Pでも良いとのことで
市販の安いコンセントを付ける。
でも隙間が空いているのでシリコンで埋める。
これなら純正部品を使ってないことがバレないと思いますが。