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サイディング用チップソー

ボード用と同等にサイディング用も長い間勘違いされていた商品。

使い手は窯業系サイディングのことだと思っているが

サイディングの本来の意味は外壁材のこと。

だから木の板を打っても、トタンを貼っても、ALCでも

左官が鏝仕上げしてもすべてサイディング。

そのために窯業系サイディングを切るために金属サイディングの刃を買って

「全然切れん!」

とお嘆きの話も聞きました。

だから「金属サイディング用」なんて言葉を使わずに「トタン用」にすれば

トラブルは少ないように思えますが、そうすると金属サイディングを切る方が

「俺の使う刃がない」となってしまうので難しいところ。

このあたりは売り手と買い手の理解度に委ねれらそうである。

これを販売店が「面倒だ!」と言ったら職場放棄である。

これだったらネットショップや量販店で買った方が良くなる。

 

以前は非セメント系の窯業系サイディングが多かったので

目が粗く板の厚めのチップソーで切っていたが、

最近はセメント系の窯業系サイディングが増えたので

チップソーでは数枚しか切れないとまで言われて

ダイヤモンドチップソーが急激に増えた。

ダイヤモンドチップソーはカット前の板状のチップソーの素材の上に

ダイヤモンドをコーティングしたものをレーザーカットして作るらしい。

チップソーを再研磨する際にはダイヤモンド砥石を使うが、

地球上にダイヤモンドよりも硬いものがないため、

ダイヤモンドチップソー研磨する場合、

ダイヤモンド砥石でかなりの長時間研がないと刃が付かない。

摺り込み研磨は当然御法度である。

当然ダイヤモンド砥石の摩耗のひどいので1枚再研磨しようとすると

中国製の安物のダイヤモンドチップソーよりも高くなるので

現在は、使い捨てが主流になっている。