当ブログを書き始めたのが丁度9年前で、早いもので10年目になります。
最初は、閲覧数もほとんどないですが、それでも一日に50件以上あっただけで感動し
それが100件、1000件と増えて現在に至っております。
一時期は平均で日に10000万弱ありましたが、最近は怠けているので
平均で7000件/日くらいです。
でもなぜか、今月の5日だけは12000件ありました。
正月休みの最後にまとめ読みされたので多かったのでしょう。
幾分にも本業第一ですので、ブログの手抜きはお許し願います。
本業の方は正直、市場内容が下降の一途を辿っています。
景気の底なら良いんですが、底はまだ5~10年先でしょう。
その後も市場が戻ることはないと覚悟しております。
ただ、当ブログを見ておられる方の大半である工事業者の方々に関しては
条件が違います。
製造・卸・販売部門は市場が下がりますが、原因は工事する職人さんの減少による
工事量の減少が要因なので、販売側は厳しいですが
工事される方は仕事が減ることはないでしょう。
逆に(自分で叩かない)工事会社は仕事量に制限が掛かってきますので
売上も下がるでしょう。
ですから、貴重な工事戦力をおろそかにする元請け会社には
時には、それなりの対応も必要でしょう。
工事会社の方々も職人さんの前では
「これから仕事がなくなる。」
なんて言って、職人さんの足止めを図っているような言い方をされているようですが
それは職人さんがいないから安い仕事が取れなくなるのであって
職人さん一人当たりの仕事はこれからは間違いなく増えると思います。
現に当店に来られる建築会社の営業さんや監督さんは
「職人がいなくて困った。」
と本音のこぼしています。
でも仕事は増えても単価は上がらないでしょう。
単価が上がっても仕事量が増えるわけではないし
逆に単価が良くなったら作業速度が遅くなるので逆効果になるでしょう。
そんな今後の展開も読みながら、できることをしっかり行うことが大切だと思います。
上手くいかないことを「景気が悪い」とか「儲からん」などと言われますが
いつの時も”ピンチの中にチャンスあり”
時代背景が変われば、それに見合った要望や作業方法があると思います。
趣味のことなら自己満足でOKですが
何度も言いますが”仕事”は仕える事。仕える事は人のためになること。
かつては良かれと思って元請けをされていた親方の大半が仕事がなくなりました。
そんな二の舞を今の職人さんには、してほしくありません。
今の若い職人さんは建築業界の希望の光です。
これからの世代のために汗を流してほしいと思います。