先月から展示会用の特価商材を確保中。
展示会のチラシにはかなりの制限があり
売り手としてはできるだけライバル店の嫌がるようなものを載せたいが、
メーカーの営業はクレームを嫌うので、こちらが満足できるネタは
メーカー側からすべてNGにされる。
結果として、チラシに載せられるのは、ライバル店のクレームの付けられない範囲。
かなりの制約があるが、それでも何とか毎回クリアしてきた。
そんな中である商材が余ったので店頭特価で並べると、よく売れる。
一昨日、それを「一つ貰っていくか。」とお買い上げされるが
次の日
「アマゾンで調べたらもっと安かった。」
番頭は恐縮している。
ネット販売はアマゾンだろうがヤフオクだろうが、一般店頭販売よりも
安くないと売れないから安いのは当たり前。
あとで番頭が
「アマゾンでそんなに安く売られたら・・・いったいいくらで仕入れているのか。」
と嘆くが
「それくらいの価格ならヤフオクでも普通の格安ネットショップでも普通でしょ。」
「でもアマゾンだと話は別。」
アマゾン愛用者にとっては特別な扱いのようである。
だいたい、ネットは原価に基づいて販売しているとは限らない。
クレジットで買ってリサイクルショップで買って現金化する人がいれば
工具も販売している工事業者にキックバックに商品の電動工具を使い、
それを売り飛ばしたり、
あるいは脱税するために店の在庫をヤフオクで個人売りしている方もいる。
これなら原価を割っても何ともない。
でも、長続きしませんから当店は無視をします。