昨日、来店されたお客様がレーザーを見て
「この真ん中のパイプは下にレーザーが出るか?」
(この短い三脚は付属品だと良いのですが別売りです)
「本来、そのような使い方は推奨されていません。」
「何でだ?」
「それは本体が水平補正してもパイプが垂直とは限りません。もし傾いていると光が出ないならいいのですが、アルミパイプ内面は光を反射しますので実際の地墨とは違うところに地墨点が出てしまうからです。」
その昔、三共技研がレーザーを販売していた頃、付属のエレベーター三脚を
当店の問屋さんから仕入れていましたが、問屋さんから仕入れた方が安いので
当然単独注文の場合は問屋さんから買いますがその場合
頭が抜けていますが
三共技研からフルセットを仕入れると、その穴にシリコンが詰めてありました。
理由を聞くと地墨点がズレてクレームが来るので地墨点が使えないようにしているとのこと。
でも冷静に考えるとエレベーター三脚は水平の時に使うものであり
地墨点は縦ラインを使う時の基準であります。
だからエレベーター三脚で地墨点がどうのこうの言うべきではないと思うのは
自分だけでしょうか?