昨日、故障で自動カンナを代替中の親方から電話が
「マキタで尺の自動だけのカンナがあるか?」
「一応ありますが、片手で持てるくらいのモノですが。」
「そんなに小さいのか?」
「何に使うんですか?」
「今借りとる自動が薄いもん削れるから。」
「確かに三相の自動は厚みが最低で5~6mmくらいで薄いものを削ると2寸くらいのところで凹みますが、100Vでも凹みますよ。」
「それが今使っとるヤツは凹まん。」
「たぶんそれは後ろのローラーが古くて適度の摩耗しているからですよ。」
三相の自動鉋でも後ろのローラーをギリギリまで上げると
端先から2寸くらいの凹みがかなり軽減しますので、
言われれば調整しますがそれを行うと分ムラのある材料の送りが悪くなります。
そもそも端先から70mm弱のところで凹む原因は
ですので、後ろのローラーを上げると凹みにくくなります。
昔からおまじないのように言われております
「連続して木口を突き当てると凹まない」
と言うのも後ろのローラーが上がったまま次の材料が通過するので凹まなくなります。