昨日、マルノコが壊れたから引き取りに来てほしいと言うことで、
マキタの岡崎営業所のすぐ近くのお客様の作業場まで伺いに行きました。
そのほか6台の修理品を預かり、次のところに納品後
納品先の社長から
「この前のマキタのスライド持ってきて。」
と言うことでマキタの営業所まで逆戻り。
再度社長のところに納品に伺うと
またまた別のお客様(ここもマキタ岡崎営業所の近く)からの要請で
結局、午前中に同じ橋を6回も渡ってしまいました。
ボヤキはこれくらいにして午後から現場して、帰社後修理をする。
レーザー2台チェックして、トリマー直して釘打機は見積もりして
マキタの190mm電子マルノコのカーボンが悪いと言うことなので
カーボンチェックするが特に悪くはないが、若干回転が遅い。
それとブレーキが全く効かない。
スイッチの逆接点をチェックすると異常ないのでブレーキングコイル不良が確定。
修理するだけの意味がないので夜お客様に電話する。
「マルノコのブレーキはコイルが悪いのでモーターの外側を交換しないと直りませんので、このままでよろしいでしょうか?」
「だったら、新品買った方が良いね。新品だったら何がある?」
「刃物は190mmが指定ですか?」
「190mmでお願いします。」
「電子でなくても良いですか?」
「電子でお願いします。」
「そうなるとリョービしかないですが、メッキベースもないしスライドシートが貼ってあるし、破風シャクリがしてあるので、良いですか?」
「じゃあ、日立かマキタの電子はないの?」
「すべて廃盤でございません。」
「電子じゃなくて普通の丸鋸ならあるの?」
「マキタは深さ固定レバーが不評で売れない機種なので今のレバーに190mmは変更されていません。日立も同様でモデルチェンジしていませんので古い蝶ねじ固定です。」
「う~~~~~~ん。じゃあ日立で。」
売れる機種はライバルメーカーが出すとすぐに対抗品が出ますが
売れない機種は廃盤か型式変更なし。
説明するのも面倒なので、必要最低限は供給してほしいところです。
言われてみれば190mmのチップソーも全く売れませんから。