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直角二面の下軸の鉋屑が飛び出る

先日納めた直角二面の鉋屑が飛び出るとのことで1回目は集塵機を点検すると

反対に回転していた。

試運転の時は正転していたが、電気屋さんが本配線をしたときに

回転方向が確認できなかったものと思われます。

しかし、それでも吸わないとのことでパワー不足解消のため

3馬力1台でまかなっていたものを吸わない下軸をもう一台専用に

3馬力の集塵機を入れた。

しかし、また吸わないとの連絡で現地に伺うとまた電気屋さんが

反対に接続していた。

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これで終わったと思ったんですが、また吸わないとの連絡。

今回は集塵機に落ち度はない。

元々、吸いが悪いで評判の下平。

鉋屑が出るところを確認するが、特に問題はない。

刃の下は覗くところがないので、手を突っ込んで触診。

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刃物を退避させた隙間から手を突っ込んでみるとゴム板が

本来なら

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こうなっているはずが

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このように曲がって受け口になっているので鉋屑が跳ね返っている。

整備した修理屋に問い合わせるがそんなことは聞いたことがないとのこと。

仕方がないので製造元の関係者に電話する。

「HLL400の下軸の鉋屑が手前に飛んでくるんですが。」

「あ~、ゴム板が劣化かな。」

「やっぱり。どうしたら良いですか?」

「取っちゃえば?」

「どうやって?」

「刃物軸を後ろに下げれば何とかなるでしょう。」

「それって半日仕事でしょう。」

「いや、一日かかるよ。」

「上から包丁で切ったら切れそうですけど?」

「それも大変だよ。」

「でも後ろを外すのはもっと大変だよ。」

「そりゃそうだ。」

こんな感じで、要らない包丁を探したがないので、とりあえず金鋸に刃を付けて見たが

その前に依頼者からまた電話が

「上のローラーが2個動かん。」

ゴムを切る前にこちらを修理してから金鋸大作戦を行うが

全く切れなかった。

これが本当の歯が立たない。

次回の宿題で本日終了。