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常傭初日

昨日は、朝6時30分に店に行って開店準備し、7時30分すぎに現地に向かう。

常傭なので現地に8時前に入るが地主の建具屋さん以外は誰も来ていないが

早速、作業に入る。

最初にフラッシュプレスを出すために盤木を抜く。

本体端の突起にオイルジャッキをかって上げて盤木を抜いて下げるが

一度に3cmほどしか下がらないので、盤木を順に薄いものに替えて

最終的にコロのパイプが乗るところまで下げる。

コロパイプに替えたところで大バールで押すがビクともしない。

予想よりかなり重そうである。2t以上はありそうだ。

どうしても動かないのでオイルジャッキを横向きにし

布基礎を利用して動かす。この方法なら簡単に動くが、やはり一度に3cm程度しか動かない。

ある程度動いたら大バールが入りやすくなったので力づくで動かす。

途中で90度方向を変えるが簡単には動かない。

でも何とか出口付近に来た頃にユニックがやってきた。

3tクラスが来ると思ったら2tのユニックだった。

横づけしないと上がらないのでその位置まで移動して上げるが

今回のユニックは後方にアウトリガーがない。

そのため、上げようとするとユニックが思いっきりヘッドアップをするので中止する。

依頼者の社長が電話で手段を探すうちにパネルソーの解体をするが、

お昼になったので隣の中華料理屋で昼食をよばれる。

 

午後からは社長が重量屋の傭車のユニックを呼んだので

プロの運転手だけにあっさり積んで終了。

そう言えば車付きの人工(にんく)は傭車で

道具付きの人工(にんく)は常傭。

車も道具を持たない現場作業員は常傭ではなく日当である。

頂くときは意識があるが、払う時は「高い!」と思われがちであるが

いつの時も理解が必要である。

パネルソーの解体は本体を倒してから行うが天井高がないので簡単には倒せない。

前回の解体の時は倒せなかったので立ったまま解体したが

今回は何とか倒せた。パネルソーの積み込み待ちでユニックが帰ってきたが

レンタルの返却時間に間に合わないとのことで、パネルソーは一旦待機で

来週に持ち越し。

ばらした部材と備品だけ引っ越し先に届けて本日終了。

あと一日で終わる予定があと2日掛かる結末になってしまった。