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依怙贔屓

と書いてえこひいきと読むようである。

昔からお客様によっては

「あんたのとこ、どこのメーカーがメインだ。」

「それはお客様の一番お得なものを売ることがメインです。」

そもそもメインを決めること自体がお客様を無視して不利益にしています。

多少はメーカーの一本化をすることによって原価が安くなる場合もありますが

メーカー同士の競争がなくなることもあるため、他社にサービスで負けない努力が薄れる場合もありますから一本化は良いとは言えないでしょう。

事実、大型店やネットショップの場合、各社同等の扱いをしており

メーカーの偏った販売はあまり見受けません。

田舎の独占販売店のようなところに行くとマキタオンリーなんてところもありますが

そのために安かったり、サービスがよかったなんて話も聞きません。

 

最近は販売店の動画も力の入ったところが何件も出てきました。

どこのメーカーも同等に商品PRするから依怙贔屓ではないですが、

どこよりも早く情報と商品を入手して良いところのみを大風呂敷にPRし

粗探しはしないからから当然、商品と情報の優先順位が速くなります。

 

当店なんて、大風呂敷を批判し、粗探し専門で回っているから

各メーカーに逆依怙贔屓されています。

「頼みますんで悪いことは書かないでください。」

とも言われます。

でも、これが当店の生きる道でもありますし、

見ている方はそれを待っていると思います。

 

そんな折、先日某商品を購入してくださった方から

「この前もらった〇〇だけど△△販売店で値段を聞いたらかなり安かったよ!どうなってるの?」

その価格は、あり得ない価格だったので、担当に電話をすると

担当が違うので調べますと言うことで返事待ち。

一昨日は返事がなく昨日は顔があったので何か進展を語ると思ったら

別の要件が終わると帰ろうとしたので

「例の価格の件は?」

「担当に聞いたけど分かりません。とのこと。」

「その価格だと原価割れだろう。」

「だと思います。」

「だったら、それを”言い間違えか聞き違えだと自信を持って言え!とにかく当店のクレームは他店に一切言わないのに、当店の展示会のチラシでも『あれはダメ、これもダメ』理由を聞くと他の販売店からクレームが来るから。」

「チラシだから・・・。」

「ネット価格でもウチよりも安い販売店があるのに当店には『その価格はやめてください』と言われるんで言われたら止めていますが、その逆は一切しない。」

「ボクはそんなことはしていません。」

「確かにしていないが、前任も前前任も行っている。」

ここまで来ると完全な”いじめ”ですが内容はこちらがいじめられています。

 

結論として、ユーザー様を依怙贔屓するとメーカーは依怙贔屓しないようです。

まだまだ、この問題は解決しそうにありません。