昨日は、電話でマキタの自動角のみのニコイチの依頼があった。
それほど難題ではなさそうなので
「そんなに難しくないですよ。ストッパーのねじを外せば簡単にバイスが外れますから。」
「そんなことを言って俺にやらせようとするな。ちゃんと金払うから。」
「そんなつもりで言っていません。それほど難しくないから問題ないと思います。」
(でも簡単に「出来ます」は言えませんので逃げを作ります)
「と言うことは”俺に任せろ”と言うことだな!」
「そこまでは言えませんがとりあえず承りました。」
と言うことでバイスを入れ替える同型機を2台持ち込まれました。
一台はクラッチが破損して使えず、もう一台はバイスの調子が悪いらしい。
軽トラから降ろそうとするので
「降ろさなくてもいいですよ。」
荷台に乗せたまま入れ替えるつもりだったんですが、
別の企みがあったようで
「コードも直してほしい。」(そこはモーターを外さないといけないので厄介で)
とりあえず3分くらいでバイスの入れ替え完了したが
同型機のはずがバイスを走る櫓の寸法が違うので櫓も入れ替えるため
結局預かりとなった。
こういった作業は「またやれば」と思うといつまで経ってもできないので
速攻で処理する。
コードも直さないとあとで「やっぱり直してほしい」と言われそうなので
破損したコードガードも入れ替えるが
モーターの中に破損したカバーの破片がイタズラしてコードを傷めていたので
それも手直しする。
完成後、電話したが、実は仕口加工機の修理依頼も棚上げ状態だったので
後日、伺うことに。
とにかく、どの機械もすべて当店で販売したものではありません。拒否しても良いんですが、
当店にお願いしたいと言うことがすべてにおいて伝わってきますので、
その期待に可能な限り応えないといけません。
他の販売店がアノ商品をたくさん売ったとか
どこかの販売店の成績が上がっているとか
ある面、羨ましい部分がありますが、
一人の人間が一日に出来る仕事量は1人工です。
たくさん売ったら薄利多売。
利益率が良いからって、手間代はしれています。
企業として目指すべきものは売上も利益も運営上大切です。
家族を養うためにも不可欠です。
でも、仕事の本当の目的は人のためになること。
いわゆる社会のため。
働く人が経験と技術を生かして世のためになることがベスト。
たくさん売って喜ぶのは納入業者のみ。
これを言い訳にして今日も頑張ります!