先日、タイトルの件で某動画を見ていましたら
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と首をかしげてしまったことがありましたので
一言、言わせていただきます。
その動画ではジンバル式とセンサー式を振動のあるところに乗せて
ジンバル式は大きく揺れて使えないが、センサー式は大きく揺れないからある程度使えると言う表現であった。
これはいくら何でもおかしいです。
ジンバル式は横方向と奥行方向にブランコの軸があり前後左右に揺れるため
下げ振りの原理で自動的に水平を出す方式。
それに対してセンサー式は傾くとどちらに傾いているか電気的に反応するセンサーが
左右前後方向にあり、
それを戻すために二つのジャッキのモーターを回して調整する方式。
そのためジンバル式はブレーキ作用を起こすマグネットバンパーもあり
1秒以内に止まる。
それに対してセンサー式は傾斜センサーが反応するまで1~2秒かかり
ジャッキモーターを回すまで1~2秒くらい掛かるが、
必ずオーバーランするので戻すのに倍以上掛かる。
そのため完全静止まで5秒くらいかかる。(古い機種だと10秒くらい)
それを揺らしたら永久にジャッキモーターが回り続けるので
補正中のどこに位置するのかさっぱり分かりません。
それに対してジンバル式は揺れ続けても振れ幅が分かるので
その中心が求める位置である。
だから揺れているところでも使えるのはジンバル式のみ。
それでは、ここで問題です。
静止まで時間が(”顔に”ではありません)掛かるし、振動があると使えないのに高額な
センサー式の利点はいったい何でしょう?
解答は適当に入れます。