地元の削ろう会まで1か月を切りました。
このポスターに「匠がしのぎを削る」と書いてありますが
これは、単なるダジャレのような気がします。
本来のしのぎを削ると言う意味は刀身を削るような激しく争い競り合う様のことですが
今回の匠は薄い鉋屑を出すために一生懸命鉋の鎬を削っています。
本番は、この削った鎬で木を削ります。
自分はその昔、鋸の目立てをしていた時期がありましたが
鋸の場合の鎬はやすりで削る面のことを言いますが
ググってみると一般用語ではそのような意味はなく
本来は刀の研ぎ面の一番刃元のことを言うようである。
今回、こんな話をしたのは削ろう会に売り子で出場するうえで
刃物研磨機の再確認をしてみました。
当店に使っているしのぎを研ぐケージですが、
左が従来品なんですが鑿の短くなったものの鎬を研ぐと
首の部分に当たって角度が決まらないので乗り場を狭くするため
アングルの両面とも45度カットしてみました。
これなら前のタイプよりも座りが良いです。
当然売り物も変えてみました。
如何でしょうか?