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先週の解答(久々の新品木工機械のお話)

無事に遺産分割協議書ができたのではないかと思います。

(今書いているのは19日の午後2時)

明日も優良企業はお休みですので明後日から次の段階に移ることになります。

早く書類を整理しないと増え続ける書類のために

欲しいものが見つけられず、書類地獄から脱出したいと思います。

 

それでは先週の解答になります。

先週の問題は新品の木工機械の見積もり後にメーカー側から質問された内容でした。

これは新築の見積もりでも同様のことがあると思います。

モノを買う時にその商品の価値のみを考えるので

「これはいくら?」

と思いがちですが、それは店頭のものを現金で買う時の話。

オーダーメイドや現地据え付け商品や納品後のメンテが必要な商品は

商品(ハード)価格だけでなく、形に現れないソフトの部分も価格に反映します。

しかし、購入者は合い見積もりを取って安いところを探すことが普通にあります。

当然ソフト部分がなければ、価格は安くなりますが

購入者は安い価格を見るとソフト部分を無視して

安いところに注文したり安いところの価格をソフト部分のあるところに

価格を合わせるようにして売る側を困らせます。

メーカーもできるだけ手を掛けたくないので合い見積もりや

売るだけで何もしない販売店は避けたいのが本音。

そのために、お願いすることとは、見積依頼者の特定です。

見積依頼者が特定していれば同様の商品を別の販売店から見積もりがあった時点で

合い見積もりと分かります。

名前が伏せてあっても偽名であっても販売店の商圏が被っていれば

まずクロであることは間違いありません。

その場合は後から見積もりが入ったところをキャンセルします。

しかし、それでも見積依頼者から2件とも価格を聞きたいと言われることがあります。

その場合はメーカーが直接見積依頼者に懇願して一本化するようにお願いします。

 

建築の見積もりでも合い見積もりはよくあるとお聞きします。

依頼先が違っても、下請けの塗装屋や板金屋など偶然一緒だったりすると

黙って1件目の見積もりを2件目の見積もりにしたり

正直に「〇〇建設から同じ見積もり来ていますよ。」

と言ったりするケースを伺います。

建築の合い見積もりだと品質の悪いところが一番安いですから

合い見積もりが判明した時点で降りる方が賢いかもしれません。

安売り業者は合い見積もりだと、

「1割安くします。」

と言って依頼者から見積もりのコピーを頂いて

その詳細の2~3割安い価格で下請け工事業者に見積もりを取らず強引にさせることが

横行しています。

できればこんな業者とはお付き合いしたくないですね。