決して「明日の」とは関係ありません。
先日こちらのブログで当ブログの名前が出ていましたので一言。
12尺3寸4分5厘 - プロ大工のお願いブログ (hatenablog.com)
こちら愛知県西三河地方でも柱の長さは普通に1丈とか丈三(じょうさん)とか言いますが
通し柱はなぜか2丈とは言わず20尺と言います。
自分の中では丈(たけ)だけに長さの単位ではなく高さの単位だと認識していますが
それは違いますか?
逆に間(ま)を意味する1間(いっけん)は水平方向の長さを意味するものだと認識しています。
だから広い和室に使う12尺の管柱は「丈ニ」。
12尺の鴨居は「二間」。
間(けん)と同じ意味を持つ単位に尋(ひろ)がありますが
尋の二倍の単位を常(じょう)と言い約3.6mになります。
丈と区別がつかないので使われなかったのでしょう。
逆に1間の半分の3尺が住宅の基本モジュールなのでその単位があっても良さそうなんですが
ググってみましたがありませんでした。
その代わり、インチ法のヤードがほぼ3尺。
厳密には914.4mm(惜しいですね)
そのため、トタンの幅や既製品の鋼板の3x6板の幅は914mmになっています。