商品の在庫を先に入れたものから出していくことを”先入れ先出し”
先に入れたものではなく後から在庫にしたものを先に出すことを”先入れ後出し”
商品が古くなると価値が上がるものを除き、古い在庫を置かないためにも
基本的に先入れ先出しが望ましいと言われます。
ところが現実は先入れ先出しにしようとすると入荷時に古い在庫を全部出して
その奥に新しい在庫を置かなくてはいけないので在庫管理としては効率が悪い。
そのため大手企業は後ろから入れて前から出せる方式にしたり
古い在庫をほとんど持たないようにダイレクトイン方式を取ったりもします。
この業界でも未だにラッパ型の土台用カップ座金が支給される話を伺います。
これだと座彫錐の形状が違ってきますが、ラッパ型は5年以上前に廃盤したはず。
やめた時に大量にプレカット業者が買い込んだのか?
単なる大量買いの先入れ後出しか?
そのため、未だにラッパ型の座彫りドリルが売れるらしい。
前置きはさておき、昨日京セラのマルノコが大量に入荷しました。
1台づつ補強プレートに変更しようかと思ったら何か違和感が?
AW573EDMだけ、すべてシャクリ有りだった。
もちろん速攻で返品である。
半年前に全部処理したと言っていたはずであったが・・・。
これは先入れ後出しが原因か?
はたまた中途半端な在庫管理で先入れ中出しか?