先日のかたさんさまのブログで問題になった件。
助け求む、困っています。 | 大工かたさんの七転八起 (ameblo.jp)
チップソーに原因があるのではないかと言うことで
大日商BK-125の回転数が7500回転で使用するマルノコが8700回転だから
それに問題があるのではないかとググった時にネットで出ている
BK-125の画像が13000回転に見えたので表記が間違っているのではないかと
答えてしまいましたが、昨日メーカーのオーエムアイに確認したところ
「BK-125は最高回転数が7500回転です。」
「と言うことは8700回転のマルノコでは使えないということですね。」
「と言うことになります。」
「問題なのは、ネットで販売されているBK-125の画像がすべて13000回転のBK-100の画像が貼られています。これに関してどこのサイトもメーカーの許可を取らずに転載しているために、そのまま放置されていると思います。同様に転載元のオーエムアイの画像にも問題がありますので、できればBK-125の画像を画像を載せていただくか、最高回転数7500回転の表記を付け加えて頂かないと京セラのマルノコに使えないことが認識できません。」
以上、お話は聞いて頂きました。
工具メーカーに関わらず販売サイトの画像転載は当然のように黙認されていますし
それについてクレームもありませんが、
転載元に間違いがあっても、転載先はそのまま掲載されてしまうので
製造側も販売側も購入側も注意が必要です。
※その点、販売店はクレームや返品が簡単なので、よろしくお願いします。
話が逸れてしまいましたが、BK-125がどうして最高回転数が7500回転なのか?
チップ厚が1.0mmと極度に薄い。
そうなると推定の台金厚は0.6mm。(折版の厚み)
ここに問題がありそうですが、オーエムアイはチップソーはOMIではなくOEM。
あまり詳しくないので同クラスの薄いチップソーを作っているアイウッドや
マキタのものを確認すると刃厚は同じでも最高回転数は12500と13000回転だった。
BK-125が特別に腰抜けとも思えません。
かたさんさまの原因が別にあるようにも思えますが
過去にも書きましたが石膏ボードがリサイクルボードになったため
材質が悪くなり刃持ちも悪くなりました。
一時期流行った極薄ボードチップソーも今は影を潜めておりますが
今は刃厚1.2mmでも腰が弱いと言われっる方が見えます。
素材も変われば、それに合った刃物も変えていかないと
いけない部分もあると思います。
ボードチップソーを厚めにすると紙紐の幅が広くなり
集塵時に切れにくくなるためマキタのコードインホースEXは使えないくらい
詰まりやすくなります。
同様に極細の19mmホースもNGです。
時代に流れに沿って、作り手も売り手も使い手も合わせていかねばいけません。
今回は結論が出ませんが、ここまででご了承願います。