たまに当店の高圧連結ホースを使った方が
「片方のコンプレッサーしか回らない。」
と言われることがあります。
でも、現場で確認すると異常がない。
おそらくつないだ2台のコンプレッサーのどちらかが再起動圧が高いために
常にそちらが先に回り、2台目が回ったとしても1台目の音で
起動音の確認が取れないためにそう思われるのではないかと推測します。
先日、どちらの方か分からない方から電話があり
「トシカネさんの高圧連結ホースは何をするものだ?」
とのクレーム。
何度聞かれても「2台のコンプレッサーから1台の釘打ち機を使う時のホースです。」
としか答えられません。
しかし、「そんな(使えた)人はいないだろ。」と御冠の様子。
どうしてそうなったのか?現場を見ないとお答えできないので・・・
と話しているうちに電話を切られてしまいました。
どこのどなたか不明なまま、結論付かずと言うことになってしまいましたが
よく似た事例が一度あったことを思い出しました。
通常の使い方は
このようにして使いますのでどちらの高圧ソケットから釘打ち機をつないでも
両方のコンプレッサーのエアを使うため、2台分使えるはずです。
しかし、1台しか使えなかった事例はこうでした。
純正の高圧連結ホースで高圧タンクにつなぎ、そこから釘打ち機につないでいました。
この場合、連結部分からエアを使っていないので本来の使い方ではありません。
この場合でもコンプレッサーの高圧ソケットから使えば2台のコンプレッサーも
増設タンクも有効に使えますが高圧タンク側から使ってしまったために
下のコンプレッサーの圧力が最低でも25気圧以下にならないと
上のコンプレッサーは回らず、当店の高圧連結ホースを活かすことができません。
この辺りを今後の対策とするように説明書も変更を考えます。