タイトルの意味が分かりづらいと思いますが、昨日の件でも書きました。
丸鋸と言うのは作業の大半が刃を全開に出さないで使います。
従来の平行微調整機構と言うのは旧マキタも日立もリョービも
刃の前方か後方の取り付け部分を左右に移動させて平行にしようという目的なんですが
現実は刃を引っ込めて使うことが多いので用をなさない。
それだけならともかく深さを極めるリンクの位置が悪くなるために
刃の出入りが重くなってしまいます。
この対策に最初に対応したのがマキタのHSシリーズの100Vマルノコ。
ベースとマルノコ前方のベベルガイドと背中合わせになっている分度器部分が
セパレートになっており、その固定ねじを緩めてベースを傾けて修正するので
平行修正後、刃を出しても引っ込めても平行が変わらず、リンクもスムーズに動く。
昨日のC3605DAはマキタ方式がPAT取っているかもしれないが
独自の方式でマキタ同様に修正できる。
「マルノコは直角が命」
と呼ばれる時代には必須な機能だと思います。
文面で書くと分かりにくいので図で書いてみました。
これでお分かりになったでしょうか?