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掃除をすると叱られる

実は、去年の暮れから毎日荷物を出荷しています。

そのため完全休業日はありません。

特に昨日は朝から晩までメールでの受注処理か発送処理ですが

発送する商品がほぼ99%自作品なので、手間のかかり方が違います。

2件だけ配達と営業に伺いましたが、そこでもステン羽根定規の当て板の

フリー板の端材を頂き、近いうちにフリーサイズの当て板在庫も回復する

見通しが付きました。

さすがに一日こんなことをしていると飽きが来ますが

夜に見えたお客様と掃除の話をしていると

「昔は現場の掃除をすると叱られた!」

今の若い方には理解ができない話ではないかと思います。

今から40年くらい前の大工さんは常傭(経費込みの日当)がほとんどでした。

これを払うのは親方ではなくお施主様。

仮に一日8時間働くとしてこの中で30分も掃除をされるのは

お施主様からすれば不服である。

30分かけて掃除するならその30分で大工工事をしてほしいと思う。

掃除はお施主様宅の主婦かご隠居がすればタダだから

大工さんには大工の仕事を全うしていただきたいのは当然である。

仕事中の打ち合わせも勿体ないので一服の時にお茶を飲みながら行う。

仕事が終わると大工さんにお土産を渡すのも珍しくない。

昨日の大工さんに

「お土産を頂くと次の日も頑張ろうと思いますか?」と伺うと

「もちろん!」

実に安いお土産である。