父が亡くなった16年前は協議書さえあれば銀行も簡単に下ろせたし
登記もそれほど難しくなかった。
それが15年経つと世の中も変わり、詐欺や世間のクレームに対処すべく
色々と細かい手続きが増えました。
相続もほぼ終わったので年末の決算の件で会計士がみえました。
「定款は?」
すっかり忘れていました。
前回母の出資を相続するにあたり新しい定款が必要だと。
定款は個人事業主には縁がないものなので
ご存じない方も多いですが会社を設立すると必ず必要になります。
定款とは、会社を設立するうえで憲法になるようなものです。
会社の目的や誰がどこで経営するのか?
基本的なことを書いた規約のことです。
ところが取締役が変わったり所在地が変わると定款と内容が合わなくなりますので
必要に応じて改正が必要になります。
取締役が変更になる際には法務局に届け出が必要ですが、
今回は出資金の所有者の移動のため、届け出は不要なので
余分な印紙税はかかりません。
しかし、立派な文書なので一般には司法書士の先生に依頼しますが
そうなると3~5万円はかかります。
これは私の数か月分のお小遣いなので、先生に依頼せず自分で書きます。
今はググれば色々雛形が出てきますので
※実は定款を改正するのは今回が初めてです。
取締役は変更するたびに法務局の先生に「定款を直しておいてください。」
と言われておりましたが、放置プレイでした。
これを参考にトシカネ流に書き換えれば余分な予算が浮きました。
さーて、本業に戻るとします。