今回も遠方の修理依頼から。
HiKOKIの電子造作マルノコを落としてしまい平行が合わないとのことで届きました。
平行度を確認するとそれほど悪くないですがベースの平面度が半端なく悪い。
当然叩き出し。
状態は右先頭部が極端に持ち上がって中央も凹んでいる。
スライド刃口付近のフライス面も凹んでいる。
左先頭部は凹んでいないので切り初めに捻じるかもしれない。
これらを踏まえて叩いて直す。
・
・・
・・・
ほぼ平面になりました。
これで平行度を確認するが特に変わっていない。
ただこのマルノコの深さ調整方式がダッチロールする旧タイプであった。
これは1年前に行ったことをしないと直らない。
問題のマルノコ新タイプに変更 - 大工道具屋のひとりごと (hatenablog.com)
旧タイプはリンク前部のみ固定しているので平行定規左差しで使うと刃が左に曲がり
直角定規を使うと刃が左へ曲がるので非常に使いづらい。
新型に変更できるが修理代が1万円近くかかる。
この件を電話で連絡して少し考えていただくことにしました。