午前中にパネルソーのフラッシュ定規が動かないの連絡があり
さらに同じ所から昼一自動鉋の昇降が動かないとのことで伺う。
最初にお急ぎの自動鉋を見る。
と言っても正確には手押しの付いた兼用機。
自動昇降にプリセットカウンターが付いているが全く起動していない。
手動の昇降ボタンも利かない。
元電源を確認するとインバーターで動かしているが
このインバーターは10年くらい前に交換してあるが異常なさそうである。
大まかな状況は把握したのでメーカーである西野製作所に電話する。
実はこの西野製作所、木工機械からすでに撤退済み。
当然修理関係のわかる方が少ないし本社に問い合わせると相手にされない。
そのため七塚工場に電話をする。
幸い電気関連の詳しい方が見えた。
事情を話すといきなり「嫌な予感!!」
「どういうことですか?」
「正直プリセットカウンタが悪いんですが部品がありません。」
「えっ!」
「運が良いとプリセットカウンタの中の電源基盤が逝かれている場合があるんですがその場合は修理可能ですが判断はこちらでないとできないのでユニットを送ってください。」
とのことで外して後日宅配便。
続いてパネルソーを伺う。
フラッシュの芯出しボタンを押してもフラッシュ定規が動かない。
シリンダが悪いか確認するためエアの配管を逆にするとピストンが反対に動くので異常なし。
さらにこの時点でエアも問題ない。
残るは電気系統。
電磁弁が悪いか(上の画像の右下)
シーケンサーが悪いか(画像一番上)
とりあえずメーカーに確認するがブランド名はTMK。
ご存じマキタである。
こちらも木工機械メーカーから撤退してしまったので問い合わせ部署がない。
岡崎工場に担当入るが工場社員のため外部との電話は禁止されている。
そのため担当営業マン経由で要件を入れる。
すると今週は工場担当がお休みとのこと。
それでは名古屋の修理担当に依頼するが、こちらは27日がお休みなので
28日の連絡待ち。
どちらも結論が長引き使用な状況である。