決して「中出し」の選択肢はありません。
実は来月あたりに某メーカー(発売前なので質問されてもお答えできません)から
新モデルのコンプレッサーが発売されるらしいのですが
どうもソケット取り出し口が横出しらしいようです。
かつてのモデルではマキタのAC4000や日立産機のPA2000VHなどがありましたが
当時は何も言われていませんでした。
ところが10年以上前から各社とも高圧コンプレッサーはほとんど縦出しが主流。
そこに横出しが時代を逆行して発売とは?
その話を先日某大工さんに話をすると
「横出し良いね!」
昨日は高圧コンプレッサーの注文がありましたので
「来月あたり新型のコンプレッサーが出ますが横出しになるらしいのですが。」
と言うと
「横出しだったら要らん。今の型で持ってきて。」
このお二方の違いは予想していました。
違いは何か?
横出しを希望される大工さんは直営工事の多い手間請けを行わない大工さん。
縦出しを希望される大工さんは某全国展開をされている住宅会社の手間請け大工さん。
何が違うか?
大工さんならお分かりだと思いますが
現在の手間請け物件はほとんど玄関が親子ドアの6尺間。
それに対して直営工事の玄関は未だに引き違いの9~12尺間。
コンプレッサーは持ち込みやすく持ち帰りやすい理由もあれば
振動で床に傷つけやすいしドレンコックを抜くとシミになるので玄関の土間に置く。
その際、縦出しの方が玄関が広く取れるので
手間請けの大工さんには縦出しが良いと思うんですが
広い玄関の場合ホースが差しやすい横出しを求めると思われます。
本日は町内の役員会を行いますが、そこで審議する件の
来月売り出される16戸口のアパートなんて玄関は3尺間。
横出しなんてありえないでしょう。
皆さんはどう思われるでしょうか?