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14年ぶりの奇跡

2週間後の役員会の案内を昨日配布しながら

新役員を探すべく、町内を回ります。

当町内会は現在60代の男性が15名しかおりませんが

そのうち8名は役員経験者。

残りの7名を当たるのが筋。

しかし、その7名はすでにすべて訪問済み。

とりあえず年齢順に役員のできない理由を明確にすれば

他の候補者も納得できるはずだと見込み、そのあたりを順につぶす。

年齢の多い順に1人目は葬儀屋の社長さんでコロナのためリストラしたので

今は火の車だから、落ち着くまで待ってほしいのと事で

2人目は過去に何人もの旧会長がお願いに行ったが罵声気味に追い払われる方であった。

だから役員願いではなく、役員のできない理由を明確にしていただくか?

誰でもできるような簡単な監事に就いていただくお願いをすると

「次の代表町内会は何時?」

「来年は、ないですが再来年かその次の年のはずです。」

”代表町内会”というのは正式には代表町内会長会のこと。

小学校校区の町内会長が全員集まり校区単位の役を行う団体であるが

現在17人いる町内会長のうち、会長・副会長・会計の3名が持ち回りで受け持つので

6年に1回くらいの割合で回ってくる。

さらに

「だったら代表町内会のないときの条件付きで副会長やるわ!」

目が飛び出そうになりました。まさに奇跡です。

しかしここはぐっとこらえて

「すぐに確認して連絡します。」

さらにすぐ近所の60代の方の紹介を頂く。

その紹介された方は町内名簿には載っていませんが、単身赴任から帰ってきたばかりの

エリートの方。

代表が当たるときは町内会長を敬遠される方が多いので

こういった方がいるとありがたい。

隣の会計さんと同級生でお墨付きも頂きましたので

来週の日曜日に一緒に再来年の副会長願いに伺います。

 

とにかく今回はまさかのことでしたが、

同様に14年前のPTAの時も同様のことがありました。

次期PTA会長候補を何とか1名探り当てるべく1か月くらい校区を歩きました。

その中で数名の方から世話好きな自営業の方を紹介されましたが

そこの奥さんが鉄壁で誰が訪問しても門前払い。

ダメもとで本人に伺うが

「受けてあげたいけどウチの奥さんが絶対ダメだって言うから・・・。」

一応奥さんにお伺いを立てるが、予定通り門前払い。

その1か月後、小学校で行われる保健委員会に来賓として出席する。

内容は校医の歯科衛生士2名が子供のためにお話をするんですが

控室に歯科衛生士が1名しかいない。

黒板に出席者の名前が2名書いてあるので、校長先生に確認すると

「この方はウチの学校の父兄だから今授業参観中でもう少したったら見えます。」

「この方、先日PTAの勧誘をする際に門前払いされた方だと思うんですが。」

すると隣の歯科衛生士さんが

「それなら任せて!」

何それ!って感じだったんですが、数分後にその奥さんが制服に着替えて登場。

校長先生が挨拶が終わるタイミングで隣の歯科衛生士さんが

「今からどうぞ!」

ストレートにご主人さんのPTAをお願いすると

隣に校長先生と先輩歯科衛生士さんがいるので逆らえずOKを頂きました。

 

後で聞いた話ですが今回の先輩歯科衛生士さんは女性なのにPTA会長になりたくてもなれなかったらしい希少な方でした。