昨晩、某I工務店の大工さんが来店され顔を見るなり
「この前、元請けからインボイスの話があってね。」
いきなり本題
「来年の10月から消費税を納めなくてもいいから今まで内税で支払ったのを外税にして総支払額はそのままにするって言われた。」
「ということはインボイスの負担を元請けがするということですね。」
「そういうこと。」
「でも実際に元請けが負担するのは令和8年9月までは実際の消費税の1/5だから大きな損害とは言えないですね。狙いは何だろう。」
「それは?」
「おそらく大工さんに逃げれらないようにすることは目的でしょう。」
これからさらに不足する職人さんの確保は
元請けにとってインボイス以上に死活問題です。
免税業者のままにしておけば、納税業者限定の元請け会社の仕事はできなくなるし、
軽減措置が終わる6年後には
「元請けの負担が上がるから来年から納税業者になってください。」
と言えば済むこと。
元請け各社の動向が、今後も気になりますが
そのあたりはお互いに柔軟に付き合っていくしかないでしょう。