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MAX高圧第一号機

「以前、修理をしていただいた者ですが、MAXの釘打機を修理に頼んだら部品がないからって断れたんですが修理できます?」

と言うことで「できます」とも「できません」とも返事ができないままですが

皆様のご想像通り、持ち込まれました。

MAX初の高圧釘打ち機HN-65である。

返却されたのは半年以上前のようである。

古すぎて、ネットの分解図も出てこない。

とりあえず症状は打ち込んだ時に発射口あたりからエアがもれているので

バンパ不良かと睨んでMAXに電話すると「在庫あり」とのことで

ちょっと安心して分解する。

ところがバンパ周りは異常なし。

もう一度組んで確認するとフィーダー(釘送り部)の穴からエア漏れ?

ここはエアが抜ける穴ではない。

蓋を開けようするが穴用のサークリップの引っ掛ける穴が2個ともない。

仕方がないので蓋を曲げて強引にむしり取り、

残ったサークリップを叩き曲げて外す。

するとフィードピストンのOリングがちぎれて外れていた。

スプリングも折れていたし、樹脂のトメワも劣化欠損。

とりあえずトメワとOリングはあるが、他は・・・

ラクタ置き場を見渡すと使えそうなものがあった。

偶然にも逝かれた部分の部品が共通であった。

納期が3営業日の予定が3時間で済みました。