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棚卸

本日の業務内容である。

過去何度も説明したが、正確な売り上げに対する仕入金額を求めるために

必要な作業である。

今年仕入れたものを全部売ったわけではないので

期末に残った商品は仕入金額から除外し

その代わり昨年末に残った商品を仕入金額として計上することにより

今年販売した売り上げの原価が分かるということになります。

ただ、現実問題としてボルトやナットの数なんて数えられません。

原価も曖昧です。(本来は先入れ先出しで求めます)

これを正確に求めようと思ったら正月休みをすべて返上してもできないと思います。

そのため、ある程度はアバウトに行います。

棚卸の金額を過少申告すると所得が低くなりますので立派な脱税になります。

しかし、翌年の所得がその分丸々上がりますので2年連続で考えれば

脱税できたことにはなりません。

だったら翌年も過少申告すれば?と思われる方もいるようですが

今年と同額分の過少申告だと脱税できたことにはなりません。

脱税するならばそれ以上の過少申告が必要です。

それを繰り返すと毎年実際の在庫金額を減らすために在庫が0円になり

それ以上はできなくなりますが、

これは”税務署いらっしゃい!”と言っているようなものなので

意味がなく、税務署も在庫調整に関してはあまり真剣に調べないようです。

 

と言うことで今年も棚卸はできる範囲でお許し願います。