先日の引き取りの集塵機。
そのまま仕舞い込んでしまうと永久にお蔵入りになってしまうので
中古の在庫と言えるレベルまで手入れします。
二股かけているわけではないですが二股に分けるときは2本の断面積の合計と
元の断面積ができるだけ同じ面積になるようにします。
理由は、風が鉋屑を連れてくるために必要な風速を確保するためです。
断面積が同じなら本管も二股側も風速が同じですが
もしも本管と二股管が同じ径だと二股側の風速が半分になります。
この送風機は本管の風速が毎秒35mなので二股側は毎秒17.5mになります。
一般に鉋屑は15m以上なのでギリギリ使えますが
表面積の小さい鋸くずが20m必要と言われ
鋸屑の水が悪くならないように配管径を計算しながら設置します。
掃除が済んだのでとりあえず電源を入れます。
立派なものが一瞬で立ちました。(これにあやかりたいですね)
この立ち方は回転方向があっている証拠。
三相を反対につないでしまうとを空気の抜け方が悪いので
一瞬で立つ10代の立ち方がニャラニャラと立つ40代の立ち方になります。
(それでも負けています)
回転方向は
直接羽根を見てこの機種の場合は時計と反対周りが正解です。