先日外したホゾ取りの研磨が完成したので取り付けます。
刃を取り付ける際にいちいちカバーを外してくださる方がおられますが
怪我の元になりますので、できるだけ外されないように手の届かないところに置いて
それでも外されたときは取り付ける際にカバーを再取り付けして取り付けないと
手首を切ります。
カバーを外すのは全部ネジ締めが終了してから!
外すのもその方が早い!
問題はこれから、再研磨すると刃の外径が小さくなるので調整が必要であるが
今回は横鋸モーターを2基とも外したので少々厄介。
ホゾ取りの調整はどこの機種も縦刃は動かず
横鋸が奥行き方向に前後し、刃物芯が左右に動くのでそれで合わせる。
刃先は原則縦勝ちにする。(大工さんなら分かりますよね)
過去に1名だけ横勝ちにしろ!と言われた方が見えましたが
理由を聞くと「ヅキを綺麗に切りたいから!」らしいが横勝ちにしても
綺麗に切れるのはホゾの根元から1.5mmだけなのでほとんど意味はないので
無視して両勝ちにしました。
今回は目測で合わせて切ってみると
右鋸が引っ込みすぎで左鋸がやや出すぎで縦刃は研磨しすぎてヅキまで届かない。
仕方がないので左右のヅキをそろえた状態で目いっぱい奥にし
横勝ちにして終了。
縦勝ちならちょっと出しすぎにすれば数回研磨しても修正の必要がないですが
横勝ちは調整が微妙なうえに毎回調整が必要です。