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卓上マルノコの修理

先日の展示会で380mmの卓上マルノコの中古の問い合わせがありました。

在庫がありましたので見ていただくときに話を伺うと

親方の卓上マルノコを壊してしまったらしく代替品を探されているようでしたが

症状が刃が回らないと言うことなのでストッパーピンを曲げたのではないか?

と言う可能性が高く、その場合は修理できるので

忘れたころに持ち込まれました。

確かにストッパピンが効いたまま曲がって抜けません。

この曲がり方は緩める方向ではなく締める方向に回したような曲がり方。

※マルノコは基本回転方向に回すと緩みます。何かのはずみでボルトがロックした時に緩まないようにするためです。

これだけ曲がっているとどんな道具で引き抜いても気持ちよくヌケません。

こんな時はEリングの溝を狙って

ハンディソーで切断します。

半分も切れば中折れするので気持ちよくヌケます。

自動鉋の送りが悪い

先週の金曜日、祝日のため時間的に余裕があるのでワリピタの当て板を木取りました。

今回は、マキタ2033で削ったんですがとにかく送りが悪い。

材料がゴムローラーに乗り上げるときに前に進まない。

おかげさまでこれだけ削るのに予定の時間の倍くらいかかりました。

時間がありましたので自動鉋のローラーを外して確認しました。

ローラーの両端にあるメタルの下にゴミがたくさん詰まっており

グリスもないので動きが悪かったんではないかと思いメタルの中外とも

目いっぱいグリスを塗って戻したんですが

なぜかスプリングが1本余りました。

おそらくメタルを押さえるスプリングを強くするために

本来のスプリングの中に入れて押さえを強くしていたものと思われますが

分解図を見る限り、このスプリングは使用されていませんでした。

スプリングが強ければ材料が入りにくいのは当然です。

元通り組み立てて試しに材料を入れてみると

チョー気持ちよく挿入できました。

もっと早く行えばよっかった・・・。