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問題にならない大問題その1

昨日は驚きの2600件を越えるアクセスを頂きました。ご覧頂いた皆さんありがとうございました。


2004年3月29日の日本経済新聞から

この記事は今から7年前のものです。
この記事を要約すると、
EUで2007年7月から有害物質を捨てないように有害6物質を製造過程で一切使わないようにするという取り決めがあるため、日本電機メーカーが有害6物質を使わない」
という記事である。
この後、トヨタ自動車を始めとする電機メーカー以外の企業も輸出に向けて問題がないようにこの有害6物質を使わないようにしました。
当然マキタや日立工機も電機メーカーのため鉛の入った半田をコストの高い無鉛半田に代え、ネジに使っていた六価クロムめっきも代替めっきにしました。
(但し水銀の入った蛍光灯やニッケルカドミウム電池のように取り外し式のものは分別できるため除外されている。)
ここまではいいんですが、当然アメリカや中国もEUの市場に食い込んでいくため、有害物質排除の法案化に進んでいったようですが、
なぜか、日本は騒がない?、法案の「ほ」の字もない?
とりあえず、大手企業が動いて、その下請けも合わせて、マスコミが騒がなければ何もしないのが今の日本の体質なんでしょう。
問題は輸出と関係がない建築業界。
クレオソートやコールタールは発がん性が発見された時点で、製造元全体の協議の結果、価格が上がってもすべて代替品に変更。
シロアリ防腐剤も一社を残して環境にやさしい水性タイプに変更したまでは良かったのですが、
一番問題なのが、Zボルトのクロメートめっき。これが六価クロムなんです。
続きはまた。
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