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禁じ手のマルノコ安全カバーその1

先日お客様と店頭でお話をしていたら、お客様の携帯の電話が入り、内容が
「本日、現場に安全パトロールがやってくる。」とのこと。
すぐに、現場の職人さんに
「安全パトロールが来るから、マルノコの安全カバーが働くようにするか、働かないものは車の中に締まって置くように。」
と連絡されました。
確かにマルノコの安全カバーが働かないと危険です。
元請には下請けの体を守る義務があるため、危険な業務に関して取り締まらざるを得ません。
そのために、マルノコの安全カバーのチェックを現場管理するものが、抜き打ち的に行っているところがあります。
職人さんも見つかると、始末書を書かされたり、場合によっては出入り禁止になることもあります。
基本的にマルノコの安全カバーは働くようにしてください。


以前、日立工機の役付きの方が見えたとき、安全カバーの話をしたら。
「安全カバーならマキタさんよりウチのマルノコの方が使いやすいって評判なんですよ。」
と、自信有り気にのけぞっていました。
「何がそんなにいいんですか?」
と、私が質問すると
「直角に切る時は、マキタさんも問題ないんですが、斜めに切る時、日立の方が安全カバーが引っかからないって言われるんですよ。」
「そうですか?」
と、刃の付いていない展示してあるマルノコで筋交いの縦側を切るような感じでマルノコを滑らすとやっぱりカバーが引っかかります。
「そんなに斜めに切らないでしょ。」
「大工さんはこれくらいの角度で切ることはよくありますし、この角度で引っかかるから安全カバーを縛るんですよ。」
やっぱり、日立のお偉いさんは現場のことを分かってないようです。
確かに、マルノコを色々な使い方をする上において、カバーが邪魔になることがあります。
その時は、その都度左手の親指でカバーを開けるため、逆に左手が使えず、カバーがあるがために仕事がやりにくかったり、危険な場合もあります。
そこで、内緒ですが、こんなことをしています。
続きは明日。
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