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壊れないラピットタッカ その1

ハンマータッカを買いに来られるお客様が
「壊れないハンマータッカください。」
と来られると
「壊れないハンマータッカはございません。」
と返しますが、そう言うと
「そんなことを言うな!」
と怒られます。
でも、本当にハンマータッカは良く壊れます。
以前の記事で書きましたが、一番の故障原因は、ステープルの座屈による先端部の破損です。
これを防ぐには、いかに座屈しないように打つか?
方法として
1.座屈防止装置をハンマータッカに付ける。(不可能ではないでしょうが、現実的ではないでしょう。)
2.必要以上に力を入れて打たない。(下地が硬いと釘が浮く。)
3.硬い下地に打たない。(「アホか!」と突っ込んでください。)
4.釘を曲がらないように太くする。(機械を変えないといけません。)
5.釘が曲がらない程度に短くする。(MAXなら長さ10mmからそのまま使える6mmにする。)
以上の方法があるかと思いますが、唯一現実的なのが5の釘が曲がらないように短くする方法ですが、
これをお客様にお願いすると、
「こんなん短くて抜けちゃう!」って言われます。
確かに肩幅が12mmに対して脚長10mmあるものが、6mmになると肩幅の半分ですからかなり短く見えます。
しかし、ずいぶん前から輸入品でラピットのハンマータッカが出回っています。

ラピットのハンマータッカを使われている方は、
「このハンマータッカは壊れん。」と、言われます。
どうして壊れないか?理由は脚長が7mmしか入らないからです。
MAXの6mmは短いって言われますが、ラピットの7mmは短いって言われせん。
なぜか?
続きは明日
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