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先週の解答(マルノコのコードの取り替え方)

先週の問題はこの写真からでした。

さて、今回のプラグ付5mコードを取り替える際に、スイッチカバー内のどこで銅線を切ったでしょうか?
と、いう問題でした。
即答でtetsu_9thさまから
「被覆絶縁接続の右側で黒をカットし、ビニールテープの左でシロをカット、」
と回答を頂きました。ビニルテープの左でカットしたのは正解ですが、もう一方が問題点です。
今回は問題の表記に異論があるとは思いますが、よく「断線」と言う言葉を使いますが、
修理では「断線」は、ただ銅線が切れているだけではなく、回路の途中で電気が繋がらなくなっている部分や症状を広く言います。
そのため、カーボンブラシが外れても、スイッチの線が抜けても「断線」になります。
話は逸れてしまいましたがコード交換の場合、少しでも交換前と交換後の接続状態を同じにしたほうが、
コードの収まりもよく、手間も少なくなります。
そのためターミナルを残すとコードをしまいにくくなりますし、
ターミナル元でコードを切断すると残ったコードが短くなってしまいます。
それを回避するために、日立の営業マンから教えていただいた方法を使います。
それは、被服接続子をカシメる圧着ペンチを90度向きを変えてカシメを外します。

この状態で思いきり握りながら、引き抜きます。
でもこの方法でも抜けないことが1割近くありますので、100%成功するわけではありません。
本当に親の敵ほどカシメてあると、この方法は使えないことがありますので、
その時は諦めて接続子のクビレ部分でカットします。
逆に特にうまく抜けた場合は、再利用できるように抜けることもあります。

(でもこの場合最初のカシメが甘いでしょう。)
接続子の状態が悪い場合は接触不良を起こす場合もありますので、新品の接続子を使います。
自分はビニルテープは出来るだけ使いません。
見えない部分のビニルテープは熱で緩んで漏電を起こしても分かりませんので。


ちょっと今回の問題は意地悪な部分がございましたが、自分としては銅線の回路の一部切断した解釈でおりますので
わがままな問題でしたが、お許し下さい。


それでは明日は久しぶりにあるなしクイズです。
ハードルを低めに設定しますので、お早めにお答え下さい。
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