当店の二階に中古のホゾトリがあります。
そのホゾトリを見ていたらあることを思い出しました。
今週もアリカマのホゾトリが入荷予定なんですが、ホゾトリで昔、事故があったことを思い出しました。
その事故といいますのは、マキタの小型アリカマホゾトリ5500Tで、
このホゾトリは一回切りで出来るホゾ長さが最大3寸なんですが、その3寸で切ると木っ端が丁度横ノコの裏に引っかかるんです。
ですので、危険回避のために3寸ホゾを切る時はホゾ長さを2寸8分くらいにしていただくか、
2回切りで行なうようにお願いしていました。
ある仮設作業場でこのホゾトリ作業をしていた応援の大工さんがあと少しで終わると言うところで
木っ端を回転している横ノコの裏に引っかかったまま留まっているのを見て、刃を止めずに軍手を付けた手で取ろうとしたらしい。
バ〜〜〜〜〜〜ン
大きな音がして、一緒に仕事をしていた大工さんが見に行くと、ホゾトリを使っていた大工さんの軍手が血染めに。
※これは非常に危険ですので絶対にマネをしないで下さい。
すぐに病院で手当をして、大事には至りませんでした。
整形外科の先生も言っておられましたが、終了直前は一番事故が起こりやすい場面らしいです。
皆さんの作業終了直前は十分に気をつけてください。
それから数ヵ月後のことです。
事故から初めてそのホゾトリを使おうとしたら問題発生！
呼ばれて現場に行きました。
ここで問題です。
このホゾトリにどんな問題が発生したのでしょうか？
今回は4択にします。
１．刃がひずんで使えなくなっていた。
２．シャフトに血がついたため錆びてスライドしなかった。
３．ギヤが折れて、モーターが空回りしていた。
４．モーターが焼けて、力がなくなっていた。
解答・解説はまた来週！
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