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一枚の年賀状

昨日は元日でした。
毎年、元日にはたくさんの年賀状が届きます。
その中で、一枚気になった年賀状がありました。

この方は仕事とは全く関係のない方です。
自分が小学校低学年の頃、自宅前の交番に配属された元警官であります。
配属中は地域の治安のため、日々の任務を遂行されていました。
数年後、転勤となり別の交番に移りましたが、その時
「転勤するけど、また遊びに来てね。」
の一言で、親戚のようにダラダラと長くお付き合いをしている方で、
夫婦とも市外の方なのに西尾に住みたいの一心で西尾市内に住居を購入して、現在に至っております。
先月たまたま、このご主人様が余命宣告を受けた情報が入り、すぐにお見舞いに伺いました。
すでに癌が転移しており、医師から
「桜は見れない。」
と言われたらしく、落ち込んでいたようですが、そこは元警官。
見舞いに伺ったときは病床ながらもシャキっとして、普通に会話をして来ました。
生まれてくるのも運命なら亡くなる時も運命。
人生色々ありますが、今を大切にすることが生んでくださった両親への一番の親孝行かもしれません。
いつまでも元気でいて欲しいと思います。
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