たまに「トシカネさんは動画をやらないの?」って聞かれます。
これは聞いた方が動画を見すぎだからのようである。
動画は簡単な風景を撮るだけなら簡単ですが
撮影中、やれカットだとか撮り直しとかしているだけで結構時間がかかるし
それ以上に編集に時間を取られます。
面白い動画を撮ろうと思うと4~8時間くらいは掛かるとのこと。
これだと動画が本業になってしまいます。
実際には毎日のように面白い動画をあげているところは
クリエイターが入っており、それなりにお金をかけているとか。
クリエイターの人工は大工さんの4倍以上はするでしょう。
元締めのピンハネがあって、働いている方も
賃金の請求出来る作業は出勤時間の半分以下ですから。
ですから少々閲覧数が多くて広告収入が入ってもクリエイターに払う金額からすると
焼け石に水でしょう。
ただ販売店の場合、ネットショップがセットになっています。
ネットショップに引き込む効果は、かなりあると思いますので
ネットショップの売上は上がるので、そこで出た利益でイーブンなら
御の字でしょう。
これだけだとプラスにならないでしょうけれど
全体の売上が上がって、仕入れ値が安くなるのと
メーカーに良い顔ができますので商品も優先的に回して頂けるでしょう。
現に動画編集しているタイムラグがあるのにどこよりも早く新製品情報を動画をUPしています。
そんな話を昨日すでに動画閲覧済みの新製品カタログを持ってきた某営業マンに話すと
「やりにくいなぁ~。どこも同時に新製品情報を出すルールってできないのかな~。」
「じゃあ、ウチが動画UPしてネットでたくさん売ったら優先的に情報流すでしょ。」
「・・・・・。」
納得して頂けたようでした。
動画も慣れるとホームページと同様で最初はクリエイターを頼んでも数か月~数年後には自前で対処するようになりますが、結局手間が掛かるのは同じ。
本業をおろそかにするような動画は大勢いる販売店に任せて
小さな販売店は小さいからこそ有利にできる部分がありますから
そこを大切にしていきたいと思います。