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感謝

先日店の前で電線工事があった時に道路が片側通行になったため、旗振りの男性の方が交通整理をしていました。
この男性、妙に愛嬌がよく、歩道を歩く人にも気さくに声を掛けながら終始笑顔で旗を振り続けていました。
あまりにも感心してしまい、手の開いている時に、
「こんなに良い旗振りをされている方は見たことがないです。」
「ありがとうございます。そんなことを言われるのは初めてです。」
「いつも車の運転をしている時に、暑い日も寒い日も笑顔で頑張って旗を振られている人を見ると感謝の意味を込めて敬礼していますが、声を掛けられずに恐縮していますが、日本中の旗振りをされている方が、お宅のような人ばかりだったら、もっと気持ちよく道路を走れると思います。」
「そうなんです。私は少しでもそう思われるように、明るくしているんですが、車を走られる方はそうは思っていないようで、普段なら普通に走れる所を通行の邪魔をしているわけですから、少しでも気持ちよく走っていただけるように心がけています。」
まるで、旗振り係の鑑のような方です。
こんな方ばかりだったら良いですよね。
昔、亡くなった父がいつも、
「仕事がなかったら、(賃金が)安いけど旗を振ればいい。」
なんて言っていましたが、その仕事だって立派な仕事です。
いつも言っていますが”仕事=仕(つか)える事=人のためにすること”です。
どんな仕事も依頼された人、その関連の人から
「あなたにお願いしてよかった。」
と思われるような職務をしなければいけません。
「お金を頂くのに申し訳ない。」と思ったら、おのずと答えは見えてくると思います。


旗振りで思い出しましたが、最近は見かけませんが、
もう一人近郊を走っていると妙に一生懸命、旗を振って交通整理をしている50代くらいの方を見かけるんですが、
よく見るとその旗振り係の方、左手に指がありません。
しかし右手1本でも、一生懸命お仕事をされています。
自分がお願いするなら愛嬌のない方より、この方を指名したいですね。
また自分は、仕事にしても運転をする時も、どんなことでも感謝の気持ちを持って、それを出来るだけ相手に伝わるように心がけるようにしています。
でも疲れてくるとその気持ちが薄れますので、相手にも伝わります。
そのことを指摘された時は、逆ギレせず、素直に受け止める気持ちも必要と思っております。
それではまた。
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