以前、自分は「怒られるうちが華」と言うことを書き込みました。
しかられることがないくらいすばらしい人材なんてありえません。
もし居るとすれば、それは神の領域でしょう。
他に、しかる価値のない人材も居ると思います。
これでは相手にされません。
しかる価値が少しでもあれば、まだ、お付き合いしていただける可能性があると言うことになります。
以前、ある親方の下で、たくさんのお弟子さんが働いている中、一人のお弟子さんだけが、いつも”しかられ役”でした。
そのお弟子さんは一緒に8人働いている5番目のお弟子さん。
親方の身内も二人居るのですが、身内ではなく、なぜがいつもしかられ役なんです。
外部の人が見たら、その弟子さんが、出来が悪いように見られがちですが、
しかられている分、仕事もきつい仕事を与えられ、一番汗を流しているようにも見えます。
本人は当店に来ては、時々ボヤいておりましたが、どうして、そのお弟子さんだけがしかられるかを語り合いました。
どうしてそのお弟子さんだけがいつもしかられるか？考えた結論として、
１．しかられても素直に受け止める力がある。
２．キレない。めげない。強い力がある。
きっと、将来親方にとって一番頼りになるお弟子さんになると睨んでおりましたが、
年（ねん）が明ける頃、親方が具合が悪くなり、その後復帰することなく亡くなられてしまいました。
でも、このお弟子さん現在積水リフォームでお施主さんからも営業・監督からも一番人気の大工さんです。
皆さんはどう思われるでしょうか？
それではまた。
追伸：最近、小ネタが流行っているようなので、便乗させていただきます。
スライドマルノコで配付垂木を切断する時の角度を記しておきます。
屋根の勾配 2寸 2寸5分 3寸 3寸5分 4寸 4寸5分 5寸 5寸5分
ベース角度45.6度 45.9度 46.2度 46.7度 47.1度 47.6度 48.2度 48.8度
鋸傾斜角度 8度 10度 11.5度 13.5度 15度 17度 18.5度 20度
尚：振隅の場合はこの角度が使えませんのでご了承下さい。
（昔、計算表を作りましたが行方不明です。）
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