PVアクセスランキング にほんブログ村

昨日の盗難事件

先週の土曜日に緊急のNV50AKの現場修理に行きました。
幸い手持ちの部品で修理することができましたので、もう一度行く必要がなく一段落となりました。
次回は木曜日にお弟子さんの注文の商品の納品予定を遅らせて現場に納品する予定でした。


開けて昨日の月曜日の朝7時30分過ぎに電話が、
「コンプレッサーを盗られちゃった!」
「コンプレッサーだけ?インパクトも無くなっていませんか?」
「あっ!ない!!フロア打ちもない!フィニッシュもない!2寸鉄砲もない!」
「やっぱり。」
「それからこの前直してもらった50の鉄砲もない!警察に行ってもしょうがないよね。」
「本当は警察に届けないといけないけど、行ったからって警察は探してはくれません。」
「じゃあ、行くのやめようかな。ところで盗んだものはどうするの?」
「すぐにお金にしたい場合は、近くのリサイクルショップだけど、高額の場合、身分証明を取るから、売らないね。やっぱりヤフオクが一番安全で、高額に売れるね。とりあえずこれからどうします?」
「仕事する気にならないけど、応援の職人さんが来るから仕事するよ。とりあえずコンプレッサーと2寸鉄砲持ってきて。」
せっかく直した50mmの釘打機は1日も使わずして盗人の手に渡ってしまって悔しいです。
でも、お弟子さんの注文の道具を持っていかなくて正解でした。
現場配達の段取りをしていると再度被害者の大工さんから電話が
「さっき、おかあちゃんに電話したら、『いつもの月賦で買いな。』と言われたので迷惑かけるけどよろしく。ついでにビス打ちインパクトも持ってきて。あと、やっぱり警察に行ってくるわ。」
警察に行ってもいいようにお客様の履歴を調べて、盗まれた機種名を金額をすべて控えて、注文品を積み込んで現場へ。


現場に着くと、大工さん開き直っていました。
「俺、盗まれたのは初めてなんで・・・。」
経歴40年以上の方ですが、この間一度も盗難にあったことがないのは逆に運がよかったのかもしれません。
今回の現場は、30万人都市のメインストリートから現場のネットが見える位置で通り沿いから一軒奥。
一番盗難に遭遇しやすい現場である。
「やっぱりフィニッシュも欲しい。一番高圧で使いやすいのはどれだ?」
「MAXが一番だと思いますが、すぐ必要なら、ここから5分のところに営業所がありますので、取ってきます。」
営業所でフィニッシュを取りに行くと、今度はお弟子さんから電話が、
「例の道具持って行ってないよね〜。」
「やっぱり、持っていかなくて正解だったね。」
「木曜日にごろに行くから、その時にお願いします。」
現場に戻ると、被害者の大工さん、
「ちょっとおかしい?エルアングルの1mは置いてあるのに、エルアングルの600が盗られて、それと袋入りのボンドが1袋盗られている。これは大工の若い衆だ。」
あってはならないことですが、その可能性は否定できません。


皆さんもお気を付けください。


「盗難と怪我は忘れところにやってくる!」