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消えていった名機(マキタ1923H)

今回ご紹介させていただく電動工具はこちらの電気カンナ1923Hです。今から20年以上前になくなった商品です。

一見、普通の82mmの電気カンナですが、通常の電気カンナとあまり大きさも価格も変わらないので、
市場ではあまり売れていませんでしたが、自分はこちらを主力で販売していました。
何が違うかと言いますと、カンナ軸の右側のベアリングボックスがありません。
右側のベアリングはカンナ軸の中に埋め込んであります。

安全のため、右側には安全カバーが付いていますが、使用時には下の写真のように開き、

最高で23mmまでの段差が削れます。
1900モデルで23mmの段差が削れるために1923Hと名付けたと思われます。
特にこの頃、流行った鎧加工の裏削りに使われていました。
それではまた。
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