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日立の釘打機の問題点

なぜかコメンターに日立工機びいきの方が多いようですが、風の噂に日立びいきで日立を主力に使う方を
「ヒタチスト」と呼んでいるようです。
MAX信者と言う言葉は業界では全国的に浸透していますので、「ヒタチスト」も浸透させましょう。


と、言いながら今回はヒタチストの方々には不満の声が出るかもしれませんが、
修理をするものとして、番頭共々、webで公開させていただきます。
この件は数年前から日立工機に改善していただくよう、再三再四お願いしておりますが、
設計までは声が届いていないような気がします。


実は日立の釘打機のロール式で高圧全機種と常圧の65mm以上の機種に採用されている
トリガとプッシュレバー(コンタクトアーム)の間の中に小さなスプリングが入っております。
これです。

上が寿命でつぶれた(正確には切断しています)スプリングで下が新品です。
このスプリングは捻っている外側の径が3mmほど全長で2cmほどの小さなスプリングなんですが、
1発打つごとにスプリングの中央部とボディが擦れています。
金属同士が擦れるわけですから、スプリングは摩擦によって磨り減り、最終的には折れてしまいます。
しかも、頻繁に折れるにも関わらず、交換が厄介。
まず、マガジンを外して、

スプリングピンを外して、

トリガとその下の部品の間にこんな感じで収まっています。

このスプリングが折れると空打ちではなく、空振りになったり、
単発打ちか連発打ちのどちらかしか使えなくなります。
しかも組み立ても厄介。
日立工機関係者の方々見ていたら何とかしてください。
朗報があれば、今回の記事は抹消いたします。
それではまた。
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