昨日の続き
パネルソーのあるお客様のところに着くと、待ち合わせた担当の方がいない。
事務員さんに聞くと「忘れたんでしょ。」と、あっさり。
さすがに100kgの重りを一人では下ろせないので、リフトを動かしていた方に頭を下げて、一番近くまで運んでいただく。
でもここからは一人。
とにかくパネルソーまであと5mほどあるので、根性で引きずります。
何とか正面から裏側まで引きずります。
ここから斜めに土台越え。
片側を持ち上げて引きずり、土台上に掛ける。
そのまま、中に盤木を敷いてその上に重りを載せる。
今回一番問題だったのはワイヤー。
先端がスッコケて落ちたらしい。
良く見るとワイヤークリップが両端とも1個しかない。（普通は2個）
しかも裏表が逆になっている。http://www.bpj-nittai.com/wireclip.htm
写真が無いが、反対側は完全に抜けて首の皮一枚になっていた。
ワイヤークリップの台座側のワイヤーに当たる面は
ワイヤーが滑らないように＆傷めないようにワイヤーを丸ごと受けるような形状をしている。
そのため引く力が働く側に必ず台座が来ないといけない。
写真のようにUボルト側で受けると荷が掛かった時にワイヤーが滑ったり、最悪切れることもある。
今回はお客様が最初から交換して欲しいとのことでワイヤー持参で来ていましたので、交換します。
組み立て完了後、主軸モーターを下げて重りを少し上げて、盤木を抜きます。
さらに試運転。
正常に上止点で問題が無いのを確認して終了。
お客様、お待たせしました。
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