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修理の裏技(EC1445H)

この日は日立の高圧コンプレッサーが起動しないとのことで現場から引き取ってきた。

修理はどこが悪いかが分かるまでに手間の半分以上掛かることが多い。
そのため、見積もりをするまでの時間は出来るだけ簡素に行わなければいけない。
とにかく蓋を開けなければ始まらない。

起動しない場合可能性として
1.電源プラグ
2.コード
3.スイッチ
4.基盤
この順番になる。
4はテスターで確認できないので、消去法になる。
テスターで順に調べる。
プラグ異常なし。コード異常なし。スイッチ導通なし。
と言うことでスイッチが不良である。
本来ならスイッチ交換になる。セコい人は接点を磨いて使えるようにするが、
減ってしまった接点は磨いても次に故障するまでの時間が短いのでお金を頂く修理としては問題あり。
今回故障したスイッチは2回路1接点と呼ばれる通称両切りのスイッチであるが
このコンプレッサーは片側しか使っていないので、使っていない接点の替えるともう一回使えるので
使わない接点に入れ替える。この場合部品代は無料だが工賃は頂く。

正常に動くことを確認し、満タン時間も確認して修理終了。
それではまた。
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