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今回の遠方からの依頼

メールで予告された修理品が届きました。
すぐに梱包を開封します。

WF3Hです。
症状は打ち込みが遅く、排気口からの汚れがひどいとのこと。
分解する前に試し打ちをしますが、特に問題なさそうなので分解します。


ピストンBの木口がかなり摩耗しています。
でも、「遅い」と言う原因とは違うような?と思いながら組み立てると今度は反応が極度に悪い。
もう一度分解確認すると中のグリスが粘り気味で、バルブの動きに難があった。
粘りを開放するために日立の純正釘打オイルを入れると動きが良くなりました。
排気口の汚れは

グリスと汚れと水が混ざったものが堆積していますので綺麗にクリーナーで流します。


”今度カミサンに使った方が”と言うボケは差し控えさせていただきます。
元々WF3Hは故障率が高いので過酷な作業はオイルも過酷に差してください。